仕事のやりかた

jardinier Kirikuiの庭づくりの特色

一口に「庭」と言っても、さまざまなスタイルやアプローチがあります。
ここでは、Kirikuiの庭づくりの特色についてご紹介いたします。

里山にならう庭づくり

自然には自然のルールがあり、人間には人間の都合があります。
この2つが絶妙なバランスで両立している空間、それを「里山」と呼びます。
一般的には、田んぼ、小川、ため池、畑、雑木林、竹林、萱場(草地)、集落の屋敷林、鎮守の森などさまざまな要素が含まれる農空間を指します。

里山における自然と人間との関係性を一言で表す言葉が「手入れ」です。
それは、自然を人間の思い通りに抑えつけようとするのではなく、自然のルールを受け入れたうえで、人間の暮らしのために手を加えること。
「手入れ」は人間の生活を豊かにし、またときには自然をより豊かにしてきました。

Kirikuiの庭づくりは、里山をお手本としています。
これは、里山の趣を形として庭に再現するということではありません。
里山における人と自然の関係性、すなわち「手入れ」という在り方を庭づくりに取り入れることを私たちは目指しています。

Kirikuiは、完成された作品としての庭ではなく、「手入れ」という行為を通じて、人と自然が関わり続けることを大切にする庭を提案します。

環境への配慮

Kirikuiでは、以下の項目を行動の指針として、環境に配慮した庭づくりを実現するための努力を続けています。

  • 廃棄物ゼロを目指します
  • エネルギー消費を抑えます
  • 有害物質の使用および排出をゼロにすることを目指します
  • 在来植物による植栽を推奨します
  • 再生利用可能な素材・工法を積極的に採用します
  • 造園資材のリユース・リサイクルを推進します

コンクリートに頼らない外構(エクステリア)

外構(エクステリア)工事に、コンクリート(モルタル)は欠かせない存在となっています。丈夫で長持ちするため、建物外部という過酷な環境では頼りになります。

例えば舗装。コンクリート舗装はもちろんのこと、レンガ等の舗装材もコンクリートの下地にモルタルで固定されます。またブロックやレンガを積んで塀を作る際にも、基礎としてコンクリートを打ち、ブロック等の固定にはモルタルが使われます。さらにフェンス、門扉、カーポート屋根等々のエクステリア製品の固定にもコンクリートは欠かすことができません、

しかし、コンクリートにも短所はあります。

  • コンクリート舗装は、雨水の地下への浸透を妨げるため、地下水位の低下や洪水を引き起こす要因の一つとなっています。
  • コンクリートは保水性が低く、都市部の乾燥化の一因となっています。
  • コンクリートは熱を溜めこむ性質を持っているため、郊外よりも都市部の気温が上がる「ヒートアイランド現象」の要因の一つとなっています。また蓄積した熱を夜に放出するため、熱帯夜の原因になっています。
  • コンクリートの材料であるセメントは強いアルカリ性であるため、セメントそのものやコンクリート解体時に出る粉塵で、身体の不調を招くケースもあります。
  • コンクリート廃材のリサイクル体制は比較的整っていますが、今後は高度成長期に建設されたコンクリート建造物の老朽化による解体も予想されるため、コンクリート廃材をできるだけ発生させないようにする努力も必要です。

私たちKirikuiは、建物の基礎のように強度と耐久性が要求される場面以外では、安易にコンクリートを使わないようにすることを提案しています。

コンクリートを使わない外構工事は可能です。
Kirikuiでは、コンクリートを使わない外構のアイデアや技術を積極的に取り入れ、磨いてきました。

頑丈さ、耐久性、利便性などの面では、ある程度の我慢や譲歩が必要となりますが、環境や社会への影響を考えればさまざまな利点があることももまた事実です。
「コンクリートに頼らない外構(エクステリア)」を、ぜひご検討ください。